
この花は 螢の花では ありません お聴くさん です
「モーオーあきれた螢子(***)」
策詩(さくし) 悪友(あくゆう)
唄 不死螢子(*****)
♪ オーオー お金 翔んで行け
♪ 値打ちを忘れて 消えていけ
あんた は 空の上で 見ていたの金(かね~)
あんた 盤身(ばんしん)バイバイ(売買) されていたよ
知ってたかい
45,500円(税込49,140円)だってよ
♪ オーオー お金 翔んで行け
♪ 値打ちを忘れて 消えていけ
♪ 花が泣く 蝶が泣く
♪ 少し遅れて 金が泣く
♪ あんたいつ泣く 灯影が揺れて
♪ 花よ蝶よと おだてられ
♪ 私をその気に させといて
♪ 俺と一緒じゃ お前が不幸
♪ そんなセリフで 逃げだすなんて
♪ 今更 今更 そりゃないよ
そうだよね そうだよね
おだてるだけ おだてておいて
逃げ出すなんて 逃げ出すなんて そりゃないよね
若い頃の あんたは 無心に唄う
おかあさんといっしょの 「うたのおねさん」 だった よね
あんたの 唄声に 子守唄に 癒やされた人は 星の数ほど いたんだろうね
しかし あんたは 望みもしなかった 期待に応えて
だんだん 「裏魅(うらみ)」 の 歌手になって いったね
それを 「たったひとつ」 の 流星 で 言い表そう なんてね~
そりゃないよね~ そりゃ ひどいよね~
そんなんじゃぁ あまりにも
あんた が かわいそうだ かわいそすぎる よね~
あんたは 「千年のかがり火」 だ
千年後に しか あんたの すべては 理解されない の だろうね
「裏魅の歌手」 になって からの あんたは 謎だらけ だよ
追記
北の空に 無数の 螢子(***) が 舞っている
北の空に 無数の 螢子(***) が 待っている
北の螢子(***) が 泣いている
あの人の 盤身(ばんしん)が 高額でバイバイ(売買)されることを
あの人は 空の上で 北の空の上で
悲しんでいる 泣いている 怒っている
悲しんでいる 泣いている 怒っている
悲しんでいる 泣いている 怒っている
♪ ケーケー 螢子 翔んで行け
♪ 恋しい男の 胸へ行け
♪ ケーケー 螢子 翔んで行け
♪ 裏魅を忘れず 燃えて行け
