あんた だれ

   
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♪ 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ
♪ カソーバのたそがれ 瞼の都




あんただれ

もしかして あんたか

石に されちゃったのか

てっきり かもめに なったとばかり 思っていたよ

こんなところで あんたに 会えるなんて


♪ 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ


って 言われても ねぇ


この歌 あんたの 得意な あの カソーバの女 でしょ


  **さん

    ばーか あんた 耳 悪いのか
    火葬場(カソーバ) じゃないよ カスバ よっ



あんたの 唄う歌は どの歌も 子守唄に 聴こえちゃう からなぁ

まだ この時期は あんたの 唄は ちょっと 辛いんだ よ ね

あんたの 唄声 聴いたら ** ちゃう よぉ 。。。。。


せっかく


♪ 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ


って 言ってくれたのに ねぇ ごめん


あんたは 小さい頃から 自分のため ではなく

家族のために 仕事として 唄ってきた もんねぇ

有名になってからも 仕事として 唄ってきた もんねぇ

人のために 唄う 歌 だから

あんたの唄は どの唄も 子守唄に なっちゃったんだ よ ねぇ

そう思うと かわいそうで ダメなんだ よ ねぇ

あんたの 唄声 聴いたら ** ちゃうんだ よぉ 。。。。。


それでも せっかく

♪ 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ

って 言ってくれたん だから

あの唄 唄ってよ

あの唄は あんたの唄では 数少ない 自分を 唄った歌 だ もんね


あの唄なら

* かずに 聴けそうだ

あんたの 心の 奥深くにある 普遍的な かなしみと 今の自分の かなしみ とを

共有 できそうだ から ね(音、根、値、子)

  

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いつも あんたには 

唄声を 聴かせて もらうばかりで

もらいっぱなし だったから

うまく言えないけれど

こんなときだから こそ

こんなときに しか でない声

今の自分の かなしみの 唄声で

あんたと いっしょに この唄を 唄って

あんたに お返しを するよ



ええっ


 「あんた へたね 音も外れてるしぃ」


って あの人に 言われてしまったよ



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それでも あの人は 最後まで いっしょに 唄ってくれました

 







追記

16日 早朝 病院で 母は 旅だった

病院に着いたときには もう すでに 息はなかった

おでこを さわったら まだ あたたかかった

直前まで 生きていたのだろう


その日のうちに 葬儀屋に 来てもらい

その翌日には 火葬に ふした

お通夜も お葬式も 行わない 直葬に した


その翌日 この公園に あの人に 会いに行った

車の 助士席には もう 母の姿は なっかた

ずーと 押し続けていた 車いすも 今日は もう ない


そうなんだ 今日は 私 一人 なんだ



あの人の 前まで たどり着いたら


 ♪ 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ


って あの人が 言ってくれたような 気が した

ちょっと やばかったが

ぐっと *** を こらえた 。。。。。





母や あの人が かつて 宿っていた 肉体は もう どこにも ない

しかし いろいろな場所 いろいろな物 いろいろな事(古都、琴)

には 宿っていて 

決して 消えることはない 決して 亡くなることはない


肉体から 去って 行った

あの人たちは 

古い宿に こだわらず

どこかで また 新しい宿を 見つけることだろう




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この木は 生きた化石よばれる 「メタセコイヤ」 です

この木は フジ科 では なく スギ科 のようです

私は どこまでも 天に向かって まっすぐに 伸びる この木が すきです








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メッタに セコイ 小手先の 変化球で ごまかさず 

いつも 真っ直ぐ 直球勝負だった あの人のようです

















     
補足

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[ 2017/06/03 17:00 ] あの人を偲んで | TB(-) | CM(-)