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泣いてなんかいません 目がかすんで いるだけです

  
  
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     あんた 何 泣いてんのかな
     女々しい わよ

     あら この言葉は 今では 使っていけなかった のかな
     雄々しい も ダメだ よね

     セクハラ パワハラ に なるのかな
     何でも ハラ を 付ければ いいってもん じゃ ないわよね

     腹を割って 話すことが 無くなると できないと
     何でも ハラ に なっちゃうん だ よね
     嫌な時代 だね

     私なんかは 若い頃は あの人から どれだけ
     様々な ハラ を された か しれない よ

     しかし 私は あの人を 信じて いたんだ
     だから どれだけ つらくても がんばれた んだ
     私は 小さい頃から いつも ハラ されていた もんね

     だから 私は 知らず知らずの うちに 
     なあーん にも 考え ないように なったと 思うんだ       

     いつも 自分を 奮い立たせるために 唄を 唄ってきたんだ
     
     だから 私は こういう唄は 唄わなかったんだ

     こういう 気持ちが 入ってしまう唄は 危険なんだよ

     でも 気持ちが入る唄は 本当は 素気 なんだ

     しかし こういう唄は 何回も 唄える唄では ないんだよ

     ある時 ある場所
     まさに ここしか ない という時 に 
     一回だけ 一回限り 唄うんだよ
     自分の すべての 気持ちを 込めて 気持ちを 高めて
     すべての エネルギーを 出し切って 爆発させて 唄うんだ

     そうすることに よって 気持ちが 切り替えられ
     また がんばれる ん だよ
     また 明日から がんばろう という 気持ちに なれるんだ

     日本の 民謡とか 子守唄は 絶対 ダメだよ
     これらの唄は 
     多くが その ルーツは なんとも やるせない ものに つながっている からね

     民衆の 生活から 生まれてきた 唄
     苦しい労働 厳しい生活 から 発生してきた唄は 
     知れば 知るほど どうにも ならない 気持ちに なるんだよ

     日本の子守唄は 子守唄 といっても 多くは
     おさな子を あやして 寝かしつける 唄じゃない ん だよ
    
     おさなく して 親元を 離れて 子守奉公に 出された 子供が 
     その 気持ちを 唄った 唄ばかり なんだ
     口減らし なんて かなしい言葉が あった 時代 だ もんね

     だから 私は 気持ちが入ってしまうと 唄えなく なるから
     どうしても 唄わなければ ならないときは

     親元を 離れて 子守奉公に でた 子供と 同じ空のもとで
     その子と 友達になって いっしょに 子守している ような 気持ち で 唄うんだ   

     こういう唄は 同情 は 禁物 なんだ
     気持ちを 入れすぎて 唄うのも ダメだよ
     そっと 寄り添って 唄うんだ


     気持ちは 唄の中に入れる ので は なく
     唄の外から 覆うようにして 唄を 包み込む もの なんだよ








泣いてなんかいません 目がかすんで いるだけです

最近

あんたが あまりにも 多くのことを 語ってくれるもんで

何が何だか わからなくなって きている の かも しれないよ



それと

最近 あんたが 親しかった 人を よく見かけるよ


あの 釧路から 勘当同然で 出てきた人

あの時代 だもんね あの人も 苦労したんだ よね

あんたの 娘の 子守も してくれたん でしょ

あの 3文字で 言われた言葉 今では 差別用語として

使えないようだけど 

*** と 言われるのが 嫌だったと 言っていたよ

昔は 故郷へ 帰るのも ままならず 

それでも お母さんだけは 理解してくれたと 言っていたよ

今では 故郷へ帰ると 兄弟の 子供や 孫 など から

この人 昔 おじさん だった おばさん でしょ 

って 言われるって 苦笑して いたよ


お母さんが 亡くなったときに

名義の違う 何通もの 通帳が出てきた と 言っていたよ
 

この人が ずーっと 故郷の お母さんに 

仕送りし続けていた その お金の 一部を 

お母さんは 子供や 孫たち の 名義の通帳を 作り

その通帳に 貯金していた ようだ


お母さんが 亡くなり 相続の時に その通帳のお金は
 
その通帳の名義の 人に みんなあげた とも 言っていたよ


この人は 体ひとつで 稼いできた 生きてきたん だよね

そんなところも あんたと 同じ だし 

気が合う ゆえん だったん だろうね


あんたは パスポートの 名義の 姓と 外見が 違う から といって

差別するような人では ないもんね


この国も あの頃とは 随分変わって 戸籍変更も 認められるように なった

私は その 変更の 第1号 だ とも 言っていたよ

まさか 私が 生きている うちに それが かなうとは 思っていなかった

とも 言っていたよ


私の おじさん にも おそらく そういう人 だった 人が いて

その人は 若くして 自殺した とも 言っていたよ


あの 時代は まだ 世間が 認めない時代で 

そういう人に とっては 生きにくい 時代だった とも 言っていた
 



勘当というと

やはり 同じく あの 四大公害の 発生地から

勘当同然 上京してきた バスガール 出身の あの人


あの人も 子供のころには 変な声 なので そんな 声で 唄っては
いけません と 先生から 叱られた と 言っていた

これが 私の 声なのに ね  と 言っていたよ


この人も あんたと同じで 子供のころには 変な声の人 だった

それと 親から 勘当されても 自分を曲げない 信念の 強い人だった 

そんな所など に あんたは 共感したんだ ろうね





あんたが 有名 ? になる 前に 下宿していた ところの

ご主人 あの 若くして 世を去った あの 天才落語家 の

女将さん と その家族の人も 最近 テレビに 出ていたな 

といっても

これは まだ 録画を 見ていないので 何とも

コメントできない ないけど ね


あの人は 当時は 超 売れっ子だった けど

その ちゃらんぽらん な 表の顔 から

世間の 多くの人からは ばかに されていた


しかし この人は 内面は とても 深い人 だった

ことを 私は 後に 知った

この人にも あんた の ことを 聞いて みたかったな 。。。


この人の 奥さんだ よね

新幹線の中で 偶然 出会って

*** ちゃん って あんたのことを 呼んだ人

そんな 呼び方をする人は あまり多くないので

すぐに 女将さんだと わかった と あんたは 言っていた人 だよね 

あんたが 旅だった あの時に あんたのことを

語ってくれた 数少ない人の ひとり だよね

この人からも もっと いろいろなことを 聞きたいな 。。。




それと あの因縁の りゅうのわらべ さんも 奥さんと
最近 テレビに 出ていたな

結婚して もうすぐ 50年に なるんだ と 言っていたな

もう 一度 リベンジして 

今度は あんたの 心を 熱くする唄を 創って やってくれと

私は 心の中で この ふたりに つぶやいてしまった よ


この人たちからも もっと あんたの あの当時のこと など 

いろいろなことを 聞きたいな 。。。



 


追記


BGM は この唄

BGM は あえて この唄

この唄も 最近 私を 底なし沼に 引きずり込んだ 唄の ひとつ だ

それは 間違いない

なので 今回は この唄には 深入りしないよ 危険だからね

        

そういえば 思い出した この唄を聴きながら あんた のことを

書こうと して いたんだ


そしたら あんた いろいろなことを 語って くれたんだ

そして それに 答えようとして 色々 書こう と したんだ


いろいろ 殴り書きして いたんだ

それでも うまく まとめられず 

あっちへ 飛び火 こっちへ 飛び火 そっちへも 飛び火


そして ついには 自分にも 引火して

消そうとしても 消そうとしても 消えなくて


熱い ので  書きまくった のだ

それでも

書いても 書いても 書いても どんどん あんた から


遠ざかって いき

気がついたら メモ書き の ぼた山


残ったのは 何とも 悲しい光景 だった 



そうだ あの時も そうだ

あの いかがわしい店に 入ろうとして

書いたメモ書き も いっぱい あって

やはり 悲しい ぼた山 として 残ったままだ


幻の 2回  3回 が  泣いている  怒っているじゃあ ないか


やはり あんたのことを かたちに するのは 難しい の かも しれない


土の 二段重ねの妖怪は あちらへひらり こちらへひらり

やっと 見つけたと思ったら もうどこかに 消え去っているんだ もんね



なので 当面は あんたを 感じた 唄を 聴くだけの方が いいのかもしれない


そして その唄を 通して 

あんたの 語りを 聴くだけで いいのかも しれないな



きっと いつか メモ書きの 燃えかす の 山 から 新芽が 芽吹き

もっと 輪郭が はっきり した 文章が 書ける かも しれないな 。。。。。



 
























































































     


    
[ 2018/04/02 15:00 ] あの人を偲んで | TB(-) | CM(-)