凡妖(ぼんよう)である

  
P6160352.jpg



 
ぼんよう である

引いて 引いて 引きたおして みても
顔色一つ変えず 唄いつづけた ので

今度は 引いてもダメなら 押して みな
と いうことで

押して 押して 押したおして みた
それでも
顔色一つ変えず 唄いつづけた ので

今度は 土俵の下に 蹴り出して やった
それでも
顔色一つ変えず 唄いつづけ やがった



やはり
あんたの唄は

唄によって 声を変え
唄によって 唄い方を変え
唄によって 表情を変え
唄によって 衣装を換え
唄によって 人格すらも変え

あんたは 千変万化の 唄に宿る 妖怪  のようだ

それでいて 怪しまれないように 
凡庸(ぼんよう) の ふり をも する 不可思議さ



二段重ねの 土の妖精 が 

 時には 重なり
 時には 離れ離れになり
 時には 宙に舞い
 時には PM2.5の ような 超微粒子となり 風に乗り
 時には 沼の底にもぐり ヘドロとなり


土の妖精は 何を しでかすか 予想も つきません
土の妖精の 振る舞いは 数え上げれば きりがありません


本当に もう やりたい放題 でありまする~~~ぅぅぅ



あの 復帰後に 出された アルバムは 謎だらけ
あの ジャケットの あの人の あの 表情は 何を 訴えかけているのか 。。。。。

あの これまでの 「仕事モード」 の 曲・アルバム
とは うって変わって

限りなく 「プライベートモード」 の あの アルバムは
いろいろ 紆余曲折が あって 発売まで こぎつけた アルバムの ようなので
日の目を見た だけでも 奇跡と言える の かもしれない


すくなくとも あの アルバムは 

アルバムの中の 曲を 一曲一曲 単発で 聴いても
唄の真意は わからない 

一つの作品としての アルバム
その アルバムの中の 一部分をなす 曲として 聴かなければ
唄の真意は わからない


その アルバムの中で 複雑に 絡み合った唄の リンクを解きほぐし 読み解くのは
並大抵の 努力では かなわない ので ある


こころの 奥の さらに その 奥の襞(ひだ) に 潜んでいる 音符(音の不=不思議) を
見つけ出すには 何年 かかる こと だろうか 。。。。。 
 



あの人は 「千載具眼の徒をまつ」 の 凡妖(ぼんよう) なの かもしれないね 





  Jさん

    私が唄えば何でもいい というのは ひいきの ひきたおし でしょうね
    私には ひいきの おひたしは ご飯の おかず(お供)には かかせない のよね

    それにしても あんたは ひどい人ね
    かよわい 私を 無理矢理 引き倒したり 押し倒したり 蹴り飛ばしたり
    乱暴なところは まるで 私の お父さん みたいね

    あのアルバムは 私が 筋(意地) を 通した プライベートアルバム なのよね
    だから いろいろあって プロモーション も できなかった のよね
    だから 盆庸(ぼんよう) に 庸(よう) も ないのに 
    ただ 盆(ぼん) と 正月が 一度に来たような 軽い気持ちでは 聴かないでね
    









P5080221.jpg














追記


「千載具眼の徒をまつ」 という言葉は 
江戸時代の画家の 伊藤若冲 が 残した と される言葉です

くしくも あの人の 娘さんの ある曲の プロモーションビデオ ? に 
この 若冲さんから インスパイア ? されて 創られた と される 動画が あります

旅行のお供に のどに聴く 「さくらのど飴」 は いかがでしょうか ?????

悪い冗談は さておき

伊藤若冲さん 今でこそ 有名に ?  なりましたが まだ まだ 謎の多い 人物です

あの人が この 若冲さんを 知っていたか どうかは わかりません

しかし 1990年代の あの人の作品を 聴くにつけ

私は あの人に 若冲さんの 影を 

どうしても 視てしまうん ですよね
どうしても 感じてしまうん ですよね






ああ こころの奥の襞(ひだ)に 菩薩の雨情 が 舞い降りて きたよ








P6160081.jpg











関連記事


雪国でした [2017/3/11]

あの人を偲んで その27  螢光灯 [2015/12/19]












補足

windows10 の Internet Explorer11 で 表示すると BGM が 聴こえません

BGMを お聴きになりたいときは

Google Chrome や Firefox などの プラウザ で 表示してください
























            







[ 2017/06/20 07:00 ] あの人を偲んで | TB(-) | CM(-)